中国・上海出身のコスプレイヤー、声優、歌手として活躍するLiyuu(リーユウ)さん。
彼女の魅力はそのビジュアルだけでなく、努力と夢を諦めなかった芯の強さにもあります。
本記事では「Liyuuの本名・出身地・学歴・家族構成」から「なぜ日本に来たのか」まで、彼女のルーツや活動の軌跡を構成そのままに紹介します。
プロフィール:Liyuu(りーゆう)とは?

活動名:Liyuu(リーユウ)
本名:李嘉(リ・ユー)
生年月日:1997年1月9日
出身地:中華人民共和国・上海市
血液型:O型 身長:169cm
職業:コスプレイヤー/歌手/声優
所属事務所:ホリプロインターナショナル
音楽レーベル:Lantis
アニメやゲーム、音楽の世界に惹かれたLiyuuさんは、上海での学生時代を経て日本で芸能活動をスタート。
コスプレ文化をきっかけに知名度を高め、今ではアーティスト・声優として確かな地位を築いています。
出身地・家族構成:上海生まれのアニメ好き少女
Liyuuさんの出身地は中国・上海市。この国際都市で、幼いころからアニメや音楽に囲まれた生活を送りました。
家族構成は公にはされていませんが、SNSでの発信などから家庭は穏やかで、母の存在が身近で大きかったことがうかがえます。
中国語、日本語、英語を操るトリリンガルでもあり、家族や環境に支えられながら、幅広い文化に親しんできたことが現在の活動の礎になっているようです。
学歴:将来は美術の先生を夢見たデザイン学科の学生時代

Liyuuさんの学歴に関する情報は一部明かされており、地元・上海の大学でデザイン学科に在籍していたことがわかっています。
実は、幼い頃から「歌手になりたい」という夢を持っていましたが、高校生の頃にその夢を一度諦めたことも。
進路選択では、アニメや創作に触れながら「将来は美術の先生になれたら」という新たな目標に向かい、絵やデザインの勉強に励んでいたそうです。
この頃の経験が、後のコスプレ制作やキャラクター表現に繋がっていると考えると、まさに「すべての道が今に通じていた」といえそうです。
コスプレイヤーとしての原点:初挑戦は平沢唯
Liyuuさんが初めてコスプレをしたのは中学2年生の頃。
アニメ『けいおん!』の平沢唯に魅了され、手作りの衣装で挑戦したのが始まりです。
高校に入ってからは、SNSを通じて作品を投稿しはじめ、じわじわと注目を集める存在に。
透明感あるルックスと繊細な衣装づくりが評判を呼び、Weibo(中国SNS)でのフォロワー数は一時100万人超えにまでなりました。
そして2016年の冬コミで初来日。
東京ビッグサイトでのコスプレ参加を通じ、日本のファンからの注目を集め、活動の舞台を広げるきっかけになったのです。
なぜ日本に?夢を取り戻すための一歩
「なぜ日本に?」という問いに、Liyuuさんははっきりと答えています。
「日本のアニメ、音楽、文化が大好きだったから」。
一度は高校時代に歌手の夢をあきらめましたが、コスプレという表現を通じて再び夢を思い出し、目標を追いかけるようになりました。
日本に来るようになったのは、コスプレイベントでの来日が増えたことがきっかけ。
そして本格的に芸能活動を始めたのは、2019年にホリプロインターナショナルと契約した後のことです。
翌2020年には、Lantisからアーティストデビューを果たし、「Magic Words」がアニメ『はてな☆イリュージョン』のOPテーマに起用されました。
声優としてのステップアップ:唐可可役でブレイク
音楽だけでなく、声優としての才能も開花。
Liyuuさんが演じた『ラブライブ!スーパースター!!』の唐可可(タン・クゥクゥ)役は、自身と同じく中国出身という設定。
まさに「地続きの役」として感情をこめて演じ、多くのファンに愛されるキャラクターとなりました。
声優ユニットLiella!の一員としても活躍し、ライブパフォーマンスやイベント出演を通じて、確かな存在感を示しています。
日本での挑戦と語学力、ファンとの距離感
日本での生活は決して順風満帆ではありませんでした。最初のころは言語の壁に直面し、思うように意思疎通が取れないこともあったそうです。
それでも、勉強と努力を重ね、今では日本語でのインタビューも自然にこなすまでに成長。
また、SNSやYouTubeでは日本語・中国語の両方を使いながら、世界中のファンとコミュニケーションを楽しんでいます。
芸能界でも珍しい多言語対応のアーティストとして、その存在はますます注目を集めています。
まとめ:夢を一度あきらめても、形を変えて再び掴んだLiyuuの軌跡
Liyuuさんの歩みは、「一度あきらめた夢も、形を変えれば実現できる」ということを教えてくれます。
本名は黎獄(リ・ユー)、出身地は上海。
家族や学歴は非公開の部分もありますが、大学ではデザインを専攻し、美術教師を目指していた過去を持つなど、創作に根差した人生を送ってきました。
そしてコスプレを通じて再び夢に火がつき、「なぜ日本へ?」という問いには、“もう一度、歌手になりたい”という思いと、アニメ文化への情熱が答えになっています。
いまや声優、歌手、コスプレイヤーという3つの顔を持つマルチタレントとして活躍するLiyuuさん。
これからも日本と中国、そして世界を舞台に、その存在感をさらに広げていくことでしょう!
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