2023年6月26日、女優の足立梨花さんと、手話パフォーマンスユニット「HANDSIGN(ハンドサイン)」のTATSU(タツ)さんが結婚を発表し、多くのファンを驚かせました。
俳優とアーティスト、異なる世界で活躍していた2人がどのように出会い、愛を育んできたのか──。
この記事では、2人の馴れ初めや結婚に至るまでのストーリー、そしてHANDSIGNというユニットの魅力についてもご紹介します。
■ HANDSIGN(ハンドサイン)とは?
まず、HANDSIGNについてご存知ない方のために簡単にご紹介します。
HANDSIGNは、TATSUさんとSHINGOさんによる2人組の手話パフォーマンスユニットです。
彼らは「音楽 × 手話 × ダンス」という独自のスタイルで、多くの人に感動と希望を届けてきました。
2005年に結成され、路上ライブからスタートした彼らは、手話を取り入れたパフォーマンスで注目を集めます。
特に2017年にYouTubeで公開された『僕が君の耳になる』は、聴覚障がい者と健聴者の心の交流を描いた感動的なMVとしてSNSで話題に。
現在も全国各地の学校やイベントで、手話の大切さや思いやりの心を伝える活動を行っています。
TATSUさんはこのユニットのメインボーカルであり、手話の魅力を音楽に乗せて伝える重要な役割を担っています。
■ 馴れ初めはMVの共演から
足立梨花さんとTATSUさんの出会いは、HANDSIGNの代表作でもある『僕が君の耳になる』のMV共演でした。
2017年に公開されたこの作品で、足立さんは聴覚障がい者の女性役を演じ、TATSUさんはその恋人役として出演。
撮影当時は交際関係にはなかったといいますが、この共演がきっかけでお互いの存在を深く知るようになります。
撮影現場では、お互いの演技に真剣に向き合い、自然な絆が生まれたそうです。
特に、TATSUさんが真摯に手話と向き合う姿勢に、足立さんは強く心を動かされたといいます。
■ 交際に発展したのはいつ?
2人が実際に交際を始めたのは、MV共演からしばらく経った後とのこと。
長い友人関係を経て、自然と恋人関係に発展したようです。
お互い多忙なスケジュールの中でも、丁寧に連絡を取り合い、支え合ってきたという2人。
芸能界の中でも、派手な交際ではなく、あくまでも“自然体”で過ごしていたというのが、周囲の証言からも伺えます。
また、共通して「人に寄り添う」姿勢を大切にしている点でも、心が通じ合っていたようです。
■ 結婚発表とファンへの想い
結婚を発表した際、2人はそれぞれのSNSで直筆のコメントを公開。
足立さんは「笑顔の絶えない家庭を築いていきたい」と語り、TATSUさんも「これからの人生を共に歩んでいきたい」と決意を綴りました。
特に印象的だったのは、ファンや関係者に対する感謝の言葉。
「出会わせてくれた作品や、応援してくれた方々がいてこその今」と、2人は口を揃えて述べています。
また、HANDSIGNとしても「これからも手話と音楽で多くの人に希望を届けたい」とコメントしており、今後は夫婦としてだけでなく、社会貢献の面でも新たな活動が期待されます。
■ 愛のキーワードは「手話」
このカップルの最大の特徴は、「手話」が2人をつないだ大きなキーワードであるという点です。
HANDSIGNは、手話を「言語」だけでなく「心の表現」として捉えています。
そんなTATSUさんの思いに触れ、足立さんも手話への理解と尊敬を深めていったのでしょう。
2人の関係は、言葉に頼らないコミュニケーション、つまり「想いを伝える力」の大切さを私たちに教えてくれます。
■ 最後に
足立梨花さんとHANDSIGNのTATSUさんの馴れ初めは、まるで映画のようなロマンチックな物語。
でも、それは偶然ではなく、お互いの「人を想う力」が引き寄せた必然とも言える出会いでした。
これからもHANDSIGNの音楽とメッセージ、そして2人のあたたかな夫婦生活を応援していきたいですね。
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