連休で気づいた「心の息苦しさ」

今年のお盆休みは、なんと9日間の連休。
子供が巣立った我が家は夫婦二人暮らしです。
夫はとても優しく、一緒に岩盤浴に行ったりとのんびりした時間を過ごせるはずでした。
けれど、連日ずっと一緒にいるうちに、なぜか心がだんだん追い詰められていくのを感じました。
夫に不満があるわけではありません。
ただ「自分のペースで過ごす時間」がなくなったことで、気持ちの余裕が失われていったのです。
普段は週に1度の在宅勤務があり、その日が私にとっての「心のリセット時間」になっていました。
でもお盆休みにはそれもなく、気づけば心の中に小さなイライラが積み重なっていました。
思い切って「一人時間」を確保した金曜日

休みが明け、在宅勤務があっても挽回しきれていない感じがありました。
そこで、週末の金曜日、とうとう「このままでは仕事にも家庭にも悪影響が出てしまう」と感じ、思い切って休暇を取りました。
予定は立てず、自分の思うままに過ごす一日。
まず、夫と一緒にいれば必ずつけるクーラーはつけません(かなりの寒がりのため熱中症に関しては問題なしですので念のため)
マンションの9階なので、窓を開け放てば嬉しいことに風が吹き抜けていくのです。
買ってあった組み立て家具を完成させ、大好きな片付けや物の入れ替えを夢中で楽しむ。
この辺りで結構汗もかき、運動したような爽快感!
ジムやサウナ、通勤時の軽いランニングとはまた違って、一人の空間で何かが削ぎ落とされていくような感覚。
そして、クーラーがついていないと、冷たい飲み物も美味しいんです!
水出しコーヒーを作っておいたり、ハーブティーを冷やしておいたり。
ちょっとはコーラも飲んだり笑(←夫が買っておいたもの)
心地よい疲れのままにゴロリと畳でお昼寝もして、誰に気を使うこともない時間を堪能しました。
不思議なことに、それだけで心がすっと軽くなり、余裕が戻ってきたのです。
まるで、濁った水が澄んでいくように。
一人時間がもたらす「優しさ」

一人でいる時間は、決して孤独や寂しさではありません。
- 自分のリズムを取り戻す
- 心をリセットして整理する
- 再び人と優しく向き合える余白をつくる
そんな大切な役割を果たしてくれるのだと改めて実感しました。
夫婦や家族と仲が良くても、一人で過ごす時間はやっぱり必要。
むしろ「一人で満たされる時間」があるからこそ、相手にも優しくなれるのかもしれません。
まとめ

今回の経験で学んだことは、「一人時間は贅沢ではなく必需品」ということ。
たとえ家族と仲良く過ごしていても、自分の心の余裕がなくなれば、相手への思いやりは減ってしまいます。
ほんの数時間でも、自分のペースで過ごせる時間を持つこと。
それが、日常を優しく前向きに生きるための秘訣だと感じました。
小さなお子さんがいるご家庭などは、また違った感じ方があると思います。
ほんの少しカフェで過ごす時間、ヘアサロンやネイルサロンが癒しになることもありますよね。
自分一人だけの空間ではありませんが、このような時間は自分のペースを作ることができると思います。
私も子供たちが小さかったときには、ヘアサロンに一人で出かけることが自分だけの時間でした。
「今のあなたにとっての“心のリセット時間”は何ですか?」
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