
1. 片岡安祐美の性格 ― 明るさと芯の強さを兼ね備えたリーダー
片岡安祐美さんは、1986年11月14日生まれ、熊本県出身。
熊本県立熊本商業高等学校卒業後、2005年に社会人野球クラブチームの茨城ゴールデンゴールズ入団とともに流通経済大学へ進学。
2011年からは選手兼任監督に就任し、2014年には全日本クラブ野球選手権でチームを優勝へ導いた。
その性格は一言で表せば「明るく、負けず嫌いで、諦めない」。
現役時代から男子と同じグラウンドで汗を流し、体格差や力の差を超えて結果を残してきました。
監督としても、チームの士気を高めるムードメーカーでありながら、勝負の世界では一切妥協を許さない厳しさを持っています。
2. 夫(元夫)との出会いと結婚のストーリー

片岡さんの元夫は、元プロ野球選手でラーメン店経営者の小林公太さん。
二人は2015年、共通の知人を通じて出会い、野球という共通言語が二人の距離を一気に縮めました。
そして2017年8月、日本テレビ系「24時間テレビ」の生放送中に小林さんが公開プロポーズ。
全国の視聴者が見守る中、片岡さんは涙ながらに「はい」と答え、同年12月に入籍しました。
3. 妊活と子供への道 ― 流産を乗り越えた母の強さ
結婚後、二人は子供を授かるための妊活に励みましたが、2020年と2021年に二度の流産という大きな試練が訪れます。
それでも片岡さんは前を向きました。
「野球で負けたら次に勝てばいい。それと同じ。必ずまたチャンスは来る。」
この言葉通り、困難を乗り越え、2022年に待望の長男を出産。
母としての新たな人生がスタートしました。
4. 離婚とその背景 ― 親としての絆は消えない
しかし、2024年夏頃、7年間の結婚生活に終止符を打つことを決断。
価値観や生活のリズムの違いから夫婦としての関係は終わりましたが、長男を第一に考える姿勢は一致しており、離婚後も良好な関係を維持しています。
片岡さんが子供を引き取りつつも、小林さんとは育児について連絡を取り合い、食事を共にすることもあるそうです。
5. 野球と母親、二刀流で走る現在
片岡安祐美さんの“現在”は、挑戦に満ちています。
茨城ゴールデンゴールズの男子チームを率いながら、女子チームの立ち上げにも着手。
監督として采配を振るうだけでなく、選手の成長を促し、精神面を支える役割も担っています。
朝は息子の支度と朝食作りから始まり、保育園への送り届け、その後はグラウンドでの練習や取材対応。
夕方に息子を迎え、夜は寝かしつけた後に翌日の練習メニューを練る――息つく暇もない毎日です。
それでも彼女は
「母だから諦めるのではなく、母になったからやれることが増えた」
と力強く語ります。
母としての視点は監督業にも生きています。選手一人ひとりに寄り添いながらも、勝負の世界では一切甘やかさない。
そのバランス感覚は、母であり指導者である片岡さんならではの強みです。
さらに、メディア出演や講演活動を通じて「挑戦する女性」「働く母」としての経験を発信し、多くの人に勇気を与えています。
6. 今後の展望 ― 止まらない野球人生

野球選手、監督、妻、母――さまざまな役割を経験してきた片岡安祐美さん。
これからもグラウンドでも日常でも、全力で走り続ける姿を見せてくれるはずです。
野球に情熱を注ぎ、母として愛情を注ぎ、人生を駆け抜ける――その生き方は、多くの人の心を打ち続けるでしょう。
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