
生い立ちと出身地
兵庫県淡路島・洲本市で生まれ育ったキムラ緑子(みどりこ)さん。
1961年10月15日生まれ。
幼少期から、習い事としてピアノや華道、また剣道にも興味を示していたという情報もあります。
小学校は洲本市立加茂小学校
中学校は洲本市立青雲中学校
高校は兵庫県立洲本高校へと進学。
大学は同志社女子大学学芸学部英文学科へ進み、演劇サークルで活動を始めたのが女優としての転機となりました。
学生時代、高校では剣道部に所属していたり、大学では「観劇」がきっかけで演劇の世界に足を踏み入れたというエピソードも語られています。
淡路島という自然豊かな環境で育った背景が、キムラさんの“情感豊かな演技”の土壌になったとも言われます。
転機とキャリアの始まり
大学卒業後、一度は地元淡路島に戻り、塾講師をしていた時期がありました。
しかし、1984年、演出家・劇作家のマキノノゾミ氏が主宰する劇団「劇団M.O.P.」の旗揚げに参加。
以後、同劇団を代表する看板女優として活躍しました(劇団は2010年に解散)。
その後、テレビ・映画・舞台と活動を広げ、「カメレオン女優」と称されるほど、様々なタイプの役柄を自在に演じ分ける存在になりました。
代表作としては、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』やドラマ『陸王』、映画『テルマエ・ロマエ』などがあり、舞台でも高い評価を受けています。
生年月日・年齢・プロフィール
生年月日:1961年10月15日
年齢:63歳(2025年10月時点)
出身地:兵庫県洲本市(淡路島)
血液型:O型
所属事務所:シス・カンパニー
本名:牧野緑子(旧姓:木村)
家族構成とプライベートな側面

家族構成としては、両親と弟さんという4人家族で育ったという情報があります。
また、プライベートではマキノノゾミ氏と結婚。2005年に一度それぞれの進む道のため離婚したが、2011年に復縁しました。
別れれば「何かすごいことが起きるかもしれない」とキムラさんから離婚を切り出したそうです。
猫好きとしても知られているキムラさんが、離婚後に舞台の地方公演を回る時など、マキノ氏に飼い猫を預けます。
すると、猫がマキノ氏になつき、キムラさんは嫉妬。
「もう一緒に飼う」と同居することになり「籍どうするのか、あんた決めて」と復縁に至ったそうです。
「申し訳ないです。ええ人です」
キムラのために朝、フルーツも切ってくれるといい
「あんまり他にいない人なんやなと思いました。自分にはですよ。自分には優しいから、合ってるんだろうな。キツいんで、割と(自分の)性格が」
お似合いのご夫婦ですね。
性格・人物像
キムラ緑子さんは、
「力みを感じさせず、自然体でありながら深みのある演技をする」
と、共演者からも高く評価されています。
俳優の中井貴一氏は
「緑子さんは自然体であるということ。リアリズムとナチュラリズムって違う。混同されるけど、緑子さんはそこが違う。力みを感じない」
と語っています。
また、学生時代には「よく笑う」「ゲラリ子」と呼ばれていたエピソードも。
一方で「せっかち」「真面目で細かい事を気にする完璧主義者」という一面もあり、舞台公演中はマッサージを毎日受けるほど自身のコンディションにこだわるそうです。
このように、軽やかさと真摯さを兼ね備えた人物像が浮かび上がります。
演技の場ではどんな役柄でも「ふつうのおばちゃん」から「高貴な女性」「ギャル姿」まで幅広くこなすことから、「役に入り込む才能」=“カメレオン女優”と言われるゆえんでしょう。
『VIVANT』続編に向けた期待とキムラ緑子(みどりこ)の可能性
さて、注目されるのは、今年発表されたドラマ『VIVANT』の続編において、総勢26人の出演者が決定し、ロケ地にはアゼルバイジャンが選ばれたというニュースです。
ここでキムラ緑子さんがこの続編にどのように関わるか、期待を込めて考えてみたいと思います。
別班の司令官・櫻井里美役を、舞台で鍛えられた身体的な演技力、そして映画・ドラマで磨かれたスクリーン映えする存在感で表現してくれるでしょう。

今回の続編ではアゼルバイジャンという海外ロケも含まれており、グローバルな視野をもったストーリー展開が予想されます。
そんな中、キムラさんの“落ち着いた風格”と“軽やかな変身力”が、象徴的な役どころにハマる可能性が高いと感じます。
年齢や風格が作品に深みを与えるキーになることは、彼女のこれまでの出演作を見ても明らかです。
また、「どんな役でもこなせる」という意味で、続編では“意外な姿”が見られるかもしれません。
実際、2025年1月には63歳にして“金髪×ショーパンのギャル姿”をInstagramで披露し、脚線美も称賛されていました。
これまでのイメージにとどまらない変化を見せる彼女だからこそ、続編でも
「いつものキムラさんとは一味違う」
存在感を発揮してくれると期待できます。
さらに、続編ということで「シリーズを知る視聴者」と「新たに触れる視聴者」の両方に向けた魅力が求められます。
キムラさんが演じるキャラクターが、過去の伏線を内包しながら、新展開の鍵を握る――そんなポジションであれば、作品に深みと安定感をもたらす存在として最適です。
まとめ
キムラ緑子さんは、生まれ育った淡路島で培った“芯の強さ”と、大学に進んでから演劇に出会った“転機の勇気”、さらに舞台・映像を跨いで磨かれた“演技力と変身力”を兼ね備えた女優です。
63歳という年齢を味方に、これからも多様な役どころで私たちを魅了してくれることでしょう。
そして、今回の『VIVANT』続編という舞台で、“意外性×信頼感”を併せ持った彼女の新たな姿が見られる予感があります。
いつもの安心できる名優としてだけでなく、「こんな役もできるんだ!」と思わせてくれるキムラさんに、ぜひご注目ください。



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