マエケンこと前田健太 — 新たな挑戦へ、楽天入り目前！

生い立ち・プロフィール

前田健太は、1988年4月11日、大阪府泉北郡忠岡町で生まれました。

2025年現在37歳。身長は約185 cm、体重は約83〜84 kg。

投打ともに右。ポジションは投手です。

幼少期からスポーツ好きで、小学3年生のときに少年野球チーム「岸和田イーグレッツ」で野球を始めたのがきっかけ。

小学生時代は野球だけでなく、サッカーや水泳にも取り組み、水泳では「西日本大会優勝」という実績もあります。

中学校では「忠岡ボーイズ」に所属し、西日本大会で優勝。

さらに日本選抜として世界大会に出場し、優勝＆MVPに輝いた経験もあると言われています。

高校は名門 PL学園高等学校に進学。

大学には進まず、2006年の高校生ドラフトで広島東洋カープに1巡目で入団 — つまり、高校卒業後すぐにプロへの道を歩み始めました。

前田選手の妻は元テレビアナウンサーの成嶋早穂さん。

そして2人の間には子どもがいます。

2024年ごろ、それまで暮らしていたアメリカから日本へ家族で帰国したという報道もあり、家族の生活拠点を日本へ移す流れが注目されました。

家族との時間、子どもの教育、妻・成嶋さんの再スタート──そういった将来を見据えた決断だったようです。

広島カープ時代（2007年〜2015年）に頭角を現し、2008年にNPB初出場。

翌年以降は安定した成績を重ね、2010年には投手三冠を含む最高のシーズンを送ります。

通算で複数のタイトルを獲得。

特に投手としての最高峰である沢村栄治賞を2010年と2015年の2度受賞。

さらに最多勝、最多奪三振、防御率最優秀など数々の栄誉を手にしました。

2015年オフに「ポスティング制度」でメジャーリーグ移籍を決意し、翌2016年からロサンゼルス・ドジャースでMLBキャリアをスタート。

その後はミネソタ・ツインズ、デトロイト・タイガースを経て、海外で実績を積み上げました。

国際舞台でも、2013年の World Baseball Classic（WBC）、2015年の WBSC Premier12 に日本代表として出場し、エース格として活躍。日本の野球ファンの記憶に強く残る投手のひとりです。

2025年シーズン後、前田選手は「来シーズンは日本でプレーを再開する」と自身のインスタグラムで発表。

その中で、特に有力とされている行き先が、パ・リーグの東北楽天ゴールデンイーグルス（楽天）です。

球団と複数年＋出来高の契約を提示されており、交渉が最終段階との報道もあります。

楽天は近年、先発ローテーションに安定感を欠いており、前田の加入は経験と実績あるベテラン投手による“即戦力”として大きな注目。

もし加入が決まれば、日本のプロ野球界に“帰還”する一大ニュースとなるでしょう。

また、彼自身も「NPBでの通算投球回数」を1つの目標に掲げており、日本での再起に強い覚悟を持っているようです。

前田健太は、小学生時代から野球を始め、忠岡の少年野球、中学、高校、そしてプロ入りというストレートな野球人生を歩んできました。

そこにはひたむきな努力と挫折の繰り返しがありました。

広島で頂点を極め、MLBでも実績を残し、国際舞台で日本を背負った経験――それらを通じて培われた技術とメンタルは、一朝一夕では得られるものではないのです。

そして今、彼は再び日本球界へ帰還しようとしています。

楽天入りが実現すれば、“世界を知る右腕”として、若手投手陣の手本になり、チームを支える大黒柱になる可能性を秘めています。

野球ファンとして――そしてキャリアに敬意を払う者として――、ぜひこの新章に注目したい。マエケンの“第２章”が、どんな物語になるのか。来季が待ち遠しいですね。