楢崎智亜(ならさきともあ)の素顔!世界一のクライマーが実はとっても自然体

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スポーツクライミングの世界で、日本人として初めて「世界王者」の座に輝いた楢崎智亜(ならさきともあ)さん。

圧倒的な強さで観客を魅了する一方で、普段の彼はとても親しみやすく自然体。

そのギャップこそが、多くの人から愛される理由かもしれません。

今回は、世界トップのクライマーである彼の強さの秘密だけでなく、人柄や素顔にフォーカスしてご紹介します。

楢崎智亜のプロフィール

楢崎智亜さんは1996年6月22日、栃木県宇都宮市生まれ。

幼い頃から活発で、体を動かすことが大好きな少年でした。

クライミングに出会ったのは中学生のとき。

最初は遊び感覚で壁を登っていただけでしたが、すぐにその才能は周囲を驚かせるほど際立っていたといいます。

高校に進学すると競技に本格的に打ち込み、瞬く間に全国レベルへ。

18歳のときにはすでに日本代表として国際大会に出場し、世界の舞台で活躍する存在になっていました。

世界王者となった実力

楢崎智亜さんの名を世界に轟かせたのは、2016年のクライミング・ワールドカップ。

ボルダリング種目でシーズンチャンピオンを獲得し、一気に「世界の楢崎」として知られるようになりました。

彼の登りは、ただ力強いだけではありません。

体の柔軟性と爆発的なパワーを融合させ、時にはユニークな動きで難しい課題を解決します。

その姿から「忍者クライマー」と呼ばれることもあり、世界中のファンを魅了してきました。

2021年の東京オリンピックでは惜しくもメダルを逃しましたが、その挑戦する姿勢や笑顔は多くの人の心を打ち、スポーツクライミングという競技自体の注目度を一気に押し上げました。

自然体な人柄が魅力

世界王者という肩書きを持ちながらも、楢崎智亜さんの普段の姿はとてもナチュラル。

取材やイベントでは気さくに笑顔を見せ、ファンから

「思っていた以上に親しみやすい」

と言われることも多いそうです。

SNSでは競技の真剣な顔だけでなく、リラックスした日常やおしゃれな私服姿も発信。

音楽やファッションに関心があり、流行をさりげなく取り入れるセンスもファンを惹きつけるポイントです。

また、弟のように慕う仲間たちとの交流も盛んで、その飾らない人間性が周囲の人を自然と引き寄せていることが伝わってきます。

弟・明智との絆

左が弟の明智(めいち)

楢崎智亜さんには、同じくクライマーとして活躍する弟・楢崎明智さんがいます。

兄弟で切磋琢磨し合いながら成長してきた二人の関係は、クライミング界では有名です。

智亜さんにとって明智さんは良きライバルであり、支えてくれる存在でもあります。

試合後に兄弟で喜びを分かち合う姿や、互いに刺激を受けて練習に励む様子は、多くのファンの心を温かくしてきました。

兄弟愛にあふれるその関係性こそ、智亜さんの人柄を象徴するエピソードの一つといえるでしょう。

妻・野口啓代さんも元クライマー

2021年のクリスマスに、結婚を発表した2人。

東京五輪で銅メダルを獲得し、競技から引退した野口啓代さんは

クライミングという同じ世界で同じ目標に向かい、共に切磋琢磨し、歩んできました。これからも二人一緒に成長していきたいという想いが募り、この様な運びとなりました

と結婚の経緯について説明しました。

私は一線を退きましたが、これからも変わらず、一緒にどんな壁でも乗り越えていければと思います

とも語っています。

楢崎智亜さんも

これからもお互い高い目標を目指し、どんな壁でも乗り越えて、夫婦共に支え合いながら日々精進して参ります

とクライマーらしいコメントをしました。

トレーニングと食生活

トップアスリートとしての強さを支えるのは、徹底したトレーニングと食生活です。

楢崎智亜さんは日々のフィジカルトレーニングだけでなく、体幹や柔軟性を意識したヨガやストレッチも取り入れています。

また、食事面では栄養バランスを重視し、野菜やたんぱく質をしっかりと摂る生活を心掛けているそうです。

SNSで紹介される食事の様子はとてもシンプルで、彼がいかに自然体で無理のないライフスタイルを大切にしているかが伝わってきます。

ファンに愛される理由

強さだけでなく、飾らない人柄こそが楢崎智亜さんが多くの人に愛される理由です。

イベントでは子どもたちに優しく接し、質問にも丁寧に答える姿が印象的。

「世界王者なのに偉ぶらない」

「一緒に写真を撮ってくれるときの笑顔が最高」

といった声も多く、まさにファンにとって身近な存在といえます。

彼の自然体な姿勢は、スポーツクライミングを知らなかった人までも惹きつけてしまう魅力があります。

クライミング界への影響

楢崎智亜さんが残してきた功績は、単に成績だけではありません。

彼の活躍によってスポーツクライミングの認知度は急速に高まり、全国各地でクライミングジムが増加。

若い世代の子どもたちが「自分も登ってみたい」と挑戦するきっかけになっています。

また、トレーニング方法や試合に臨む姿勢は、若手選手たちに大きな影響を与えています。

指導者としてではなく、一人の先輩クライマーとして自然に周囲を引っ張っていく姿は、日本のクライミング界全体を底上げしているといえるでしょう。

これからの楢崎智亜

2028年のロサンゼルスオリンピックに向けて、楢崎智亜さんは再び世界の舞台で輝く準備を進めています。

年齢的にも脂がのった時期であり、これから数年間は彼の真価がさらに発揮されるはずです。

同時に、メディア出演やイベントなどを通じて、クライミングの魅力を広める役割も担っていくでしょう。

競技者としてだけでなく、スポーツのアンバサダーとしての活躍にも期待が高まります。

まとめ

楢崎智亜さんは、世界一のクライマーでありながら、とても自然体で親しみやすい人柄の持ち主です。

圧倒的な実力、兄弟との絆、飾らない素顔。どの側面も彼の魅力を形作っており、ファンにとって「強さと優しさを兼ね備えた存在」として愛されています。

これからも楢崎智亜さんは、日本のクライミング界を引っ張るリーダーとして、そして人間味あふれるアスリートとして、多くの人の心を動かしていくことでしょう。

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